No Piano, No Life!! ピアノ再開組、猫好き主婦によるピアノまみれの日々
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つかめた?つかめそう??つかみたい!
2012年07月09日 (月) | 編集 |
夏風邪で1週間寝込んだり、謎の背中痛が再発したり、一向に進まない防音工事にイラっとしているうちにすっかり7月。6月半ばくらいまでは肌寒いくらいだったこの地方も、さすがに完全に夏になりました 道産子の血が流れる私にとって最もツライ季節の到来です。色んな事が重なってなかなかピアノ漬けの日々にはなれないのですが、今の状況でできる限りの事をしようと頑張っています。ここ数週間で、何かつかめたような、つかめそうな・・・そういう感じ・・・らしく、千秋先生からのプレッシャーが滅多に練習しなさいと言わない先生に「一生懸命」練習しなさいと言われて、かなり追い詰められています。

6月3週目、1週間寝込んでいて練習できず、譜読み状態だった2楽章を突貫工事して臨んだ久しぶりのレッスン。2週間ぶりに全楽章通して弾くような状態だったので、もう半ばヤケになって、ミスタッチをものともせず、「これが私の弾き方よ、文句ある??」くらいの勢いで弾きました。あまりの勢いに、弾き終わった後は文字通り「滝汗」状態(99%冷や汗)。コメントまでちょっと間があったので激怒されるのを覚悟していたら、意外にも「今まで(この4年)の演奏の中でベストなものの1つだね。」と。ハァ??本番に備えてちゃんと準備した演奏よりも良かった・・・?喜ぶ、というより呆気にとられるというかショックというか・・・いつもはもっとちゃんと練習して弾いているのに、こんなときの方がいいのかって でも落ち着いて考えると、そういうことだったのかと気づく部分も。

弾けば弾くほど技術的な完成度は上がっていくけれど、その完成度に気を取られてしまってミスが怖くなり、毎回同じように弾きたくなってしまう。そうして出来上がった「先生に言われた通り」に弾いたような「良い生徒」の演奏、これは先生がひたすら辛抱強く教えて下さっている「artisticな演奏」と対極にある。楽譜を深く読み込み、想像力を働かせ、理論的な裏付けも忘れずに作り上げつつも「作った感」のない演奏、弾く度に「自然と」違う表情をみせる演奏・・・こういうのを強く求めているのに(というより始終それについて考えすぎた挙げ句)、私は細部にとらわれ、考えすぎた、作為的な演奏を繰り返していたのではないだろうか?オタク成分高めな私にとって、あーでもないこーでもないと楽譜を読み込み、色んな弾き方を試してみる過程はとっても楽しく、この楽しさの前には新曲を譜読みするあのワクワク感も霞むほどである。でも今一度原点に帰って、初めてその曲を聴いたとき・弾いたときの感動を思い出し、純粋に音楽を楽しんでみる必要がある・・・そんなことに気づいたのかも。

そういう意味で、ベートーヴェンのソナタ27番は今の私にとって最適な課題だったのかも。ベートーヴェンだから一応古典ということになるのだろうけれど、この曲はほとんどロマン派とも言える作品。初期の作品のように正確なテンポでカッチリ弾くというよりも、シューベルトのように自由で色彩豊かな弾き方が良い気がする。それには一層、「弾きこんだ感」のない演奏が必要だと思う。そろそろ新曲を・・・とのことでしたが、新曲とは別にベートーヴェンで勉強したことの復習を兼ねて前に勉強したハイドンのソナタロ短調も弾きなさいとのことだったので、新曲のことはすっとぼけてハイドンを復活させることにしました。これもロマン派的な作品なので、同様の注意が必要だし。そうは言っても近いうちに新曲を持って行かなくちゃだし、キー様先生のレッスンに備えてプロコも練習しなくちゃだし・・・あぁ、時間がいくらあっても足りない ・・・というより、今1番気になっていること。千秋先生は私がキー様先生のレッスンを受けることを忘れているのではないだろうか?もう1度言ってご機嫌を損ねるのも面倒だし


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テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽
レッスン2回目
2012年06月15日 (金) | 編集 |
初回はお互い様子見という感じもあったので、実質今回がキー様先生の初レッスンみたいな感じで緊張してお宅へ伺いました。前回は奥様がご在宅だったためかビシッと片付いていましたが、今回はお留守だったので「あ〜、子供が3人いるとこういう感じよね〜」という散らかり方で安心し、ややリラックス 前回は自らの不甲斐なさを恥じて、帰宅後に練習じゃなくて片付けをしましたから。この状態で生徒が来たなんて奥様が知ったらきっと嫌がるだろうに、男性がそういうところに気が回らないというのは全世界共通ですね。

曲はベートーヴェンのソナタ27番1楽章。2楽章は来週に備えて譜読みだけの状態。可愛くてお利口なワンちゃんも先生の傍らでアシスタントの如く座って聴いていました。動物は正直なのでやや緊張・・・結果、1ページも弾かないうちにスーッと静かに去っていきました まぁ、耳を倒してダッシュで逃げた(うちの猫はあんまりヒドイとこうなる)ってわけじゃないのでまだマシか。

初レッスンのときにレッスンを受けに来た理由について説明したのですが、私の拙いアホアホな英語を理解して下さったようで、レッスンでの指摘もそれに沿ったもので本当に勉強になりました。基本的な弾き方は共通であるものの、曲の作り方や教え方、お人柄が千秋先生と全く逆のタイプの方なので良い刺激になります。

あと意外だったのは、先生はチビ手族だったのです(私よりやや大きいくらいなのでアメリカ人男性としては爆発的に小さい)!そのため少しでもラクになるような指使いや手のポジションを教わることができて、本当に助かります。アメリカではチビ手先生に出会うのを諦めていたので、これは意外な収穫でした。

感覚的にはゆっくりしたペースでレッスンが進んでいる気が何故かしていたのですが、1楽章が終わったところで時計を見たらまだレッスン時間が半分残ってる・・・質問や雑談ではおよそ乗り切れない。他の曲は?と促され、仕方なく譜読み中の2楽章を弾きました。千秋先生のペースだと、初めての曲は(ソナタの場合)1週目は1楽章のみ、翌週は1楽章と2楽章・・・という感じだったので焦りました。このペースだともっと練習しないと追いつきませんね。

27番、短いし(2楽章までしかなく、10分強)そんなに難しくは聴こえないのですが、弾いてみると聴いた感じよりずっと難しくて・・・やっぱり私にはベト様はまだ早かったかなぁなんて弱気になります。でもまだ練習し始めたばかり、こんなところで諦めていたら弾ける曲に出会えっこないのでしばし忍耐です。もっともっと良く聴きながら、もっともっと神経を使って練習しないと。

テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽
初レッスン♪
2012年05月31日 (木) | 編集 |
キー様先生の初レッスンの行ってきました♪ 夏休み中のためかご自宅でレッスン、何と我が家から徒歩圏内にお住まいでした。行ってみると、ツムジ家とは雲泥の差のゴージャスなお宅・・・。どうぞ〜、と通されたリビングは我が家の2倍以上、グランドピアノが何だか寂しげに見えるほど。ピアノは学校の練習室のピアノに勝るとも劣らないボロッボロのスタインウェイ。さすがに塗装が剥げたり、弦が切れたりっていうのはないですし調律もされていますが。鍵盤もややベタベタ・・・これって先生の手汗??レッスン終わったら速攻で手を洗わなきゃ・・・。

千秋先生は良く言えばカジュアルな方・・・特に夏休みは短パン&サンダル、レッスン中でも飲み物は飲むし、お腹が空けば食べ物も食べる。レッスンも適度にジョークも挟みつつという感じ(というよりあれくらいキツイことをジョークを挟まずに言われたら生徒のダメージが大きすぎる)。キー様先生はご自宅にも関わらず襟付きシャツ&スラックス&革靴、飲み物すら飲みません。ジョークも言わず、あまり笑顔も見せず、ひたすらマジメ。

とりあえず何か弾いてみてって事で、バッハのトッカータホ短調とリストの婚礼を弾きました。先生によって音楽の作り方が違うのは勿論の事、そもそもの音の出し方が違う事もあるので(一応、事前に演奏を聴いたり見たりして、大きく違わなそうなのは確認しましたが)、どんなコメントがあるかちょっと緊張。でも"I like it."との事で、とりあえず一安心。どちらも弾いたことがないとのことでしたが、「ちょっとここはこういう感じの方がいいんじゃない?」と弾いて下さったのがホント目から鱗で・・・おそらく私、口半開きのアホ面で聴き入っていたと思います。長いこと勉強してきた曲なので自分でも色々試したし、色んな演奏も聴いたけれど「あぁ、まだこういう弾き方があったか・・・」と。バッハは全く印象の違う仕上がりになるけれど、どっちもイイ 他の曲と組み合わせた感じや、弾く場の雰囲気によってその都度弾き方を変えてみようかなって思っています。

総評としては(これは千秋先生にも言われていることだけれど)、もっと人前での演奏の機会を増やしなさいとのこと。そして、レパートリーもそれ用に考え直す必要があると。先日決めていたレパ(バッハ:パルティータ1番、ベートーヴェン:ソナタ15番、ショパン:子守歌、ラヴェル:優雅で感傷的なワルツ)はどれもゆっくりな曲だから、ベートーヴェンが弾きたいなら27番にしたら?とのこと。また、現代曲も弾きなさいと。オススメはロシアの女性作曲家グバイドゥリーナのシャコンヌ。作曲家の名前は聞いたことがあるけれど曲は聴いたことがなく・・・まだ存命の作曲家なので何となくキケンな香りが。帰宅後に聴いてみたところ意外にイイ曲でした



でも本番で弾くほど長期間弾き続けられるか、愛着が持てるかっていうと・・・ムリ

現代曲と言えば前から憧れていた曲があったので、勇気を出して申し出てみたところ「じゃ、それにしなさい」とのこと(投げやりか?)。ちょっと迷いましたが、挑戦してみることにしました。夏休み中に練習してみてダメだったら諦めればいいし、多少弾けるようになったら事後報告的に千秋先生に申し出ようかと。曲はプロコフィエフのソナタ3番↓



・・・弾けるのか?私
まぁ、たまにはトンデモナイ曲に挑戦してみるのもいいでしょ

テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽
夏休みの?一生の?宿題
2012年05月28日 (月) | 編集 |
先日のレッスンで、「音楽は他の芸術と密接な関係があって、決して独自に発達したものではない」というお話がありました。

レッスンの最初に一通り弾いた後の先生のコメント。曲はハイドンソナタロ短調、全楽章。
「今後のあなたの演奏に必要なのは、自分が本当に良いと信じたように弾くこと。それが最も聴衆を納得される方法です。余りにクレイジーな事をしたらダメだけど、そのときはボクが言います。ボクがレッスンで言った事も全て守る必要はない、勿論一度は試して欲しいけど。信念を持って弾くこと。」

そしてその信念の裏付けとして芸術的なセンスを磨く必要があるという話になり、冒頭の言葉となったのです。

「美術館に行って絵を観なさい、昔の映画を観なさい、そしてそれらの色彩をピアノで表現しなさい。」
「詩や小説を読みなさい。例えばハイドンはゲーテと交流があったよね、ゲーテを読みなさい。文化的な背景を理解するのは音楽を理解する助けとなる。」
「それらに費やす時間をムダと思ってはいけない。絵をじっくり観たらそれはピアノの練習、詩をじっくり読んだらそれもピアノの練習なんだよ。」

恥ずかしながら私、美術にはマッタク興味がなく、その良し悪しは余り理解できない人なんです。美術館なんて専ら観光ルートの一つ。以前から美術館に行きなさいと言われていたので一度は行ったけど、特に得るものもなく帰ってきたのです。文学も、学校を卒業するまでは通学時に読んでいましたが、そのほとんどは日本文学(まぁ、これも決してムダにはなりませんが)。卒業以降は仕事に必要な専門書を読む時間の方が多かったのです。元々活字中毒なので仕事を辞めた後も読書はしていますが、好きな本を好きなように読むだけ。

でもこのとき、「そうか、全部音楽と繋がっているんだ。」と頭だけじゃなくて心底理解でき、その必要性を痛感したのです。そういう視点だと、美術にも読んだことのない文学作品にも急に興味がわいてきました。

そしてダメ押し。「優れたピアニストの演奏を聴きなさい、生徒の演奏はそんなに聴かなくていい。CDも良いけどできればライブで。」


「ピアノという楽器を使ってどこまでできるかを聴くんだよ。」


あぁ、そういう事だったのか。優れた芸術作品に触れ、優れたピアニストの演奏を聴くって。年齢の割にピアノ歴が浅いし、オケに入っていた事もあるためか、心のどこかで「ピアノなんて偉そうにしてたって所詮打楽器のうちの一つ。できることなんて限られている。」と思っていたところがあります。まだまだ私、ピアノの魅力の一部しか知らなかったのか・・・。何だかますますピアノにハマッちゃいそう〜

歴史的ピアニストのインタビューを読むと、ピアノの練習時間は○時間だけどそのうちピアノに向かっているのは○時間。という回答が多いです。そして、必ず絵を観たり、読書したり、音楽を聴いたりしています。凡人には想像できない程の豊かな感性を持ち、その感じたものを余すところなく表現できる天才達でも日々勉強しているのに、私のような凡人が何の努力もしなくて良いわけはなく。一時期勉強したから良いってわけでもなく、一生かけて感性や耳を研ぎ澄ますってことなんでしょうね。でもこういう努力は苦になりませんね・・・知れば知るほどどんどん楽しみが広がると想像するとワクワクしてきます。今のままだって十分楽しいのに、これからどうなっちゃうんだろう〜


テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽
キー様先生コンチェルト
2012年05月25日 (金) | 編集 |
先日、タイミング良くキー様先生のコンサートがあったので聴きに行きました。先生の演奏、CDでは聴いた事がありましたが生演奏を聴いたことがなかったし、そもそも直接お会いした事がなかったのでレッスン前に顔くらい見ておきたいな・・・なんて思って偵察がてら行ってきたのです。

曲はラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲。
大好きな曲ですがCDでしか聴いた事がなく、初生演奏って事でそういった意味でも期待が高まります。

演奏後・・・あまりに凄すぎて、夫と共にしばし沈黙。
私:「あの人さ、何で教える仕事してるの?演奏だけでよくない?」
夫:「まぁ、上には上がいるって事だね。ホンモノのキーシンとか」
私:「教えるのが好きなのかな?」
夫:「それもあるかもね・・・」
私:「あの人、ホントに私なんかの事教えてくれるのかな?」
夫:「・・・(汗)」
私:「練習しないとマズイよね?」
夫:「しないとダメだよ(キッパリ)」
私:「・・・(滝汗)」

千秋先生は緻密でガラス細工のような美しい演奏をするのですが、キー様先生は全く別のタイプ。エネルギッシュで、オーケストラをガンガン引っ張り、聴衆を引き込む感じ。でもこういう荒々しさ一歩手前の説得力、まさに私が最近のレッスンで求められているもの。夏の間に少しでも吸収したい。たとえすぐにできるようにならなくても、間近でこの音を・演奏を聴くことは私の演奏が変わる大きなきっかけになると確信しています。

何だかとんでもない所に首を突っ込んでしまった気がするけれど、限られた時間であってもこういう人と同じ空気を吸い、同じ曲に向き合えるのはとっても幸せなこと。貴重な機会に感謝。


テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽
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